【フランス生活】ストラスブールで家を買うその1 物件の探し方~仮契約(compromis)まで

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自分の城がほしい…!

義実家に住み続けて早2年以上。とっても良くしてもらっていますがでももういいかげん自分の好きなようにできる空間がほしい…!というわけで、年が明けてから本格的に売り物件を探していました。去年の一時賃貸物件を見ていたこともあるのですが、フランスでは物件を借りる際家賃の3倍の手取り収入があることを条件とされることが多く、その条件だと私たちの現在の収入で探せるストラスブール周辺ではなかなか良い条件の物件がなく結局うやむやに。私たちは日本で働いていた際の貯金がそれなりにあり、もはや賃貸より購入の方が話が早いのでは😅、という方向に。

物件探しで使ったサイトあれこれ

物件探しで私たちが使ったサイトは以下の通り。

  • SeLoger :フランスでとてもポピュラーな物件サイトです。購入だけでなく、賃貸物件もたくさん載っています。
  • Leboncoin :最近も記事にしたフランス版メルカリ兼ジモティーサイト。物品だけでなくなんと物件まで購入できちゃいます😆希望採光方角(東西南北)が選べるのが他のサイトと比べて特徴的。
  • PAP :Particulier à Particulier =個人から個人へ というサイト名通り、不動産会社ではなく物件のオーナー自身がアナウンスを掲載しているサイトです。不動産を介さず物件を購入する場合、言わずもがなですが不動産会社への手数料を支払う必要がないのでその分の費用を節約できます。ただ実際に探してみたところ、必ずしも個人のアナウンスだけでなく不動産会社のアナウンスも結構ありました。
  • bien’ici :こちらも売り物件、賃貸物件が探せるサイトです。個人的には上記のサイトに比べるとマイナーな印象。
  • 不動産会社のサイト:上記のサイト上で興味を持った物件を仲介している不動産会社のサイトを見に行ってそこに掲載されている別物件を見たり、知り合いから教えてもらった不動産会社のサイトを見たりしました。

最終的に物件を見つけるまでにコンタクトを取ったのは

  • SeLoger:2件くらい
  • Leboncoin:10件弱くらい
  • PAP:2件くらい
  • bien’ici:1件

そのうち内見をしたのは

  • SeLoger:1件(不動産経由)
  • Leboncoin:4件(個人2件、不動産経由2件)
  • bien’ici:1件(不動産経由)

の計6件でした。

理想の物件探して右往左往

内見の日にちはこんな感じ。

  • 3月1日:内見2件(Leboncoin経由の個人アナウンスのもの、いずれもアパート)
  • 3月8日:内見1件(Leboncoin経由の不動産会社アナウンスのもの、改修が必要な一軒家)
  • 3月13日:内見1件(SeLoger経由の不動産会社アナウンスのもの、アパート)
  • 6月29日:内見1件(SeLoger経由の不動産会社アナウンスのもの、アパート)
  • 7月2日:内見1件(bien’ici経由の不動産会社アナウンスのもの、改修が必要な一軒家)←ここに決定!

ちなみに私たちの理想物件の条件としては以下のようなものでした。

  • 予算は25万€程度(物件の値段+不動産手数料+Notaire(公証人)代)
  • ストラスブールの中心地までMax自転車で30分程度
  • 住居面積最低40㎡程度
  • 理想は3部屋(リビング+2部屋)
  • 近くに自然がある
  • 菜園ができる庭がある(50㎡程度あれば嬉しい)
  • アパートの場合、copropriétaire(=建物1棟内の世帯数)の数が少ないもの→多いとアパート内での決め事(大規模工事、管理費の見直しなど)が生じた場合に大変そうだな、という観点から
  • 日当たり良好

特に「庭が欲しい」と言うのが私のどうしても譲れない条件だったのですが、私たちの予算でストラスブール生活圏内となると物件がかなり絞られていました。予算については最初は20万€程度を希望していましたが、その金額だと上記の内容を満たす物件がほとんどなく、最終的に予算25万€、もし本当にここがいい!と言う物件が見つかった場合はこの上限を少し超えても可、と言うような感じになりました。個人的には3月13日に内見したアパートが上記の条件をかなり満たしていてここがいい!と思ったのですが、レオが周辺環境があまり気に入らない、と言う理由で煮え切らずにいたら別の内見者の人に先手を取られ、購入権がなくなってしまい人生最大級くらいに絶望。「そんなにこだわるんならあんたが探せ😠」とレオにブチ切れ物件探しを丸投げしてしばらく過ごし(笑)、6月末に久しぶりに1件内見、7月頭に1件内見、ついに「ここだ!」と思える物件に出会えました。ただ古い一軒家(なんと1940年代の建物)で、少なくとも断熱工事、電気系統工事、キッチンの設置が必要とのことだったので、2週間後にもう一度工事関係に明るい知人と内見をして工事についてのアドバイスをもらってから購入を決めました。

ついに見つけた理想の物件、仮契約(compromis)までの道のり

上記の物件をサイト上で見つけてから仮契約(compromis)をするまで、時間軸で見るとこんな感じでした。

  • 6月29日:レオがサイト上で物件を発見。担当不動産会社(CENTURE 21というフランス大手の不動産会社)へ連絡
  • 7月1日:内見の前に打ち合わせが必要とのことだったので不動産会社にて担当者の人と面談。こちらの希望条件を伝え、物件を購入する際のステップなどについて情報をもらう
  • 7月2日:内見、周辺地域を散策
  • 7月6日:不動産会社にて物件の詳細情報(現オーナーの情報、物件の状態、改修費用の大まかな目安、物件があるエリアのハザードマップなど)をもらう
  • 7月17日:2回目の内見
  • 7月22日:不動産会社にて仮契約(compromis)、価格交渉提案
  • 7月27日:現オーナーからこちらの提案価格で承諾の返事、相手のサインをもらう
  • 7月28日:不動産会社よりサイン済みの関連書類一式をメールにて受け取る、ここから10日間の猶予期間(現オーナー、こちらの双方が無条件、無料で仮契約を破棄できる期間)スタート

フランスでは価格交渉をするのが割と一般的とのことで、私たちも値下げの交渉をしました。ただし価格交渉をすると、現オーナーからの返答待ちの間に他の希望者が提示価格での購入を提案する可能性もあり、その場合は購入権が他の希望者へいってしまうとの説明を受けました。なので少しリスクはあったのですが、私たちは内見1番手で他の内見者の間では先手を取っており、私たちのcompromisサイン後はこれ以上新規の内見をしないとのことだったのでえいやとサイン。この時に身分証明書の提示と物件の値段+不動産手数料の5%分の小切手を保証金として提出しました。そこから少しそわそわした気持ちで現オーナーの返事を待っていたのですが、数日後に承諾の返信をもらえ、11000€の値下げ(226,000€→215,000€)に成功しました!

フランスで物件を探してみて

売り物件を探し始めた当初は庭ではなく広いベランダがあればそこでプランター菜園をすればいいかななんて思っていたのですが、探すにつれて、「庭があるアパートも探せばあるな」と気づき、3月に実際に庭のあるアパートを内見してからは「やっぱり絶対庭が欲しい!」と言う方向になりました。そこから更に探し続けて今回ラッキーなことに一軒家を見つけることができました。今は約半年に渡る物件探しに終止符を打つことができて一安心しています。ここからは住宅ローンを組む銀行探し、改修工事の補助金制度についての情報収集などお金関係のやり取りをこなしていくことになります。と言うことで、次回は物件購入の際のお金事情についてまとめようと思います。

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