【フランスで就活】Candidature spontanéeをやってみて

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ちょっと古い話題になりますが、今の職場で働くにあたり、Candidature spontanéeと呼ばれる就活技を使いました。今回はフランスでは一般的なこのCandidature spontanéeと呼ばれる就活スタイルについてまとえてみようと思います。

Candidature spontanéeとは

以前フランスでの就職活動についてまとめた記事に記載したのですが、Candidature spontanéeとは求人を出していない企業や店舗に対して直接履歴書と志望動機書を提出する就活方法です。フランスではこのcandidature spontanéeが就職につながるケースもけっこうあるようで効果的な就活方法の一つのされています。candidature spontanéeの強みはこちらのモチベーションや熱意が伝わりやすいことです。

効果的なCandidature spontanéeの方法

Biocoopで仕事をしていると毎日のように履歴書を持ってくる人がいます。特にバカンスに入る前の時期は夏休みの間のアルバイト先を探す学生がたくさん来ました。そんなわけで勤め始めて知ったのですが、バックヤードにある事務所スペースには常に履歴書の厚い束があり、日々そこに新たな履歴書が加えられて行っています。軽く見積もっても30人分はありそう…。こんなに候補者が多いとなると、雇ってもらえたのがなんだか奇跡のように思えてきます😅これらの履歴書の束を見て、改めて自分の行動の何が就職につながったのか、可能性の話になりますがまとめてみようと思います。

1、メールでもCandidature spontanéeの資料を送る

私は店頭で書類を渡して終わり、ではなく、お店の店長のメールアドレス(こちらは書類を渡したときに店員さんに教えてもらった)にもメールで履歴書と志望動機書を送付しました。またなかなか返事がなかった時に「まだ御社で働くのに興味あります!」と言った内容のメールを送ったりもしました。紙の書類だけだと例の束に埋もれてしまうので、電子媒体でも送っておくといざ選考となった時にお店側にとっても便利だと思います。

2、店長や副店長など決定権がある人に書類を渡す

可能であれば誰彼構わず店員に渡すのではなく、店長や副店長など、実際に採用を担当する人に書類を渡すのがベターです。私の場合はあいにくどちらも不在だったので店員さんの一人に渡しましたが、後日店長さんがいる予定の時(予定は店員さんに聞いた)にもお店に行って顔を売りました(笑)😁書類だけだとなかなか自分の魅力が伝わらないこともあるので、やはり直接会って良い印象を与えることが採用につながると思います。

3、志望動機書(Lettre de motivation)を書く

お店にCandidature spontanéeを持ってくる人の大半は履歴書1枚のみの場合が多いです。日本での就活と同じく、志望動機書を書くのはある程度の労力を要するので「どんなお店でもいいから働きたい」くらいのマインドの場合、わざわざ志望動機書を書くのはおっくうですよね。でもだからこそ、ぜひここで働きたい!というお店の場合は志望動機書を書いて他の候補者と差別化するのが効果的かなと思います。私はBiocoopに対する思いが強すぎてWordで3ページ分の志望動機書を書いたのですが😆、それだと長すぎて逆に読んでもらえないかもしれないので簡潔に1枚書いてあれば十分です。それでもそんなに書けない…と言うことであれば、履歴書に数行程度、志望動機に関わる内容をプラスするといいかと思います。

まとめ

フランス人でも仕事を見つけるのが大変なフランスで、一外国人が就活をするのは想像以上に時間と労力がかかりました。それでも最終的にはCandidature spontanéeがうまくいって採用してもらえました😊とは言ってみたものの、上記のポイントを押さえていたとしても、採用はお店側の希望(例えば私の場合、たまたまお店が「フルタイムの正社員」を探していて私が条件に一致した可能性もあります)次第なところもあるので最終的にはいわゆる「ご縁」もあるのかなぁと思います。それでもメールを出すなどちょっとした手間で他と差別化できる場合もあるので、私の経験をフランスでCandidature spontanéeをする際の参考にしてもらえれば嬉しいです😊

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