恵方巻きとクレープ

ヴィーガンレシピ

今年2025年は日本では2月2日が節分、フランスでは2月4日がMardi grasでした。

今年の節分は2月2日でしたが我が家では3日に恵方巻き(巻き寿司)を作りました。

具材は納豆+シソ+野菜ソテー(にんじん、マッシュルーム)と豆腐+シソ+野菜ソテー(にんじん、マッシュルーム)にしました。ソースは醤油のみと醤油+柚子塩も用意しました。大晦日はうまく巻けてコツがつかめた!と思ったのですが今回またバラけてしまいました😅味はおいしかったから良しとします…!

Mardi grasとは直訳すると「脂っこい火曜日」になり、カトリックの慣習で四句節(イースターの日からさかのぼって40日間)に入る前の最終日のことを指します。ちなみに四句節の期間は肉食を控えたり、慎んだ行動をする必要があったため、その前にどんちゃん騒ぎをしよう!ということで始まったのがカーニバルとのことです。つまり、Mardi grasは禁欲期間前の最後の日だったのでこの日にごちそうを食べる、と言うことで「脂っこい火曜日」と呼ばれているようです。

フランスではMardi grasの日にクレープを食べます。なんでクレープ?と思って調べてみたら衝撃の事実発覚。Mardi grasの日はもともと上記の理由で脂っこい(贅沢な)食材を片付ける目的でごちそうを食べる日だったのでクレープである必要はないとのこと😮じゃあなんでクレープなの?という問いに対する答えは何世紀も前からMardi grasがChandeleurと言う別の宗教行事とごっちゃになってるから、だそうです。Chandeleurとはクリスマスから40日後の2月2日に、春の訪れとその年の豊作を祈るために小麦を使ってクレープを焼き、みんなでテーブルを囲むと言う行事です。このChandeleurとMardi grasの日が暦上同じような時期にあるため多くの人がMardi grasの日にクレープを食べるようになったそう。ちなみにChandeleurは毎年2月2日ですが、Mardi grasはイースターの日にちによって毎年変わります。

というわけで、私たちはこれまた一日遅れでクレープパーティー開催😆

私たちのクレープレシピはちょっと変わっていて、卵や牛乳の代わりにビールを入れます。材料はこんな感じ(20枚分くらい):

  • 小麦粉 500g
  • 片栗粉 50g
  • 植物油 50g
  • 豆乳 500cc
  • ビール 500cc
  • 塩 少々

全部5の倍数で覚えやすい!でも今回用意したビールは330ccのもの2本分で、ちょっと残すのも嫌だったので結局全部入れちゃいました😆こんな感じでアバウトでも大丈夫です。

粉類にまず豆乳を注いで混ぜ、ビールも少しずつ入れながら混ぜて滑らかな生地にします。

フライパンを中火で熱して最初だけ油を敷き、お玉一杯分ずつ流し入れて焼いていきます。

完成~!今回の具材としてはインゲン豆のピュレ、ヴィーガンチーズ、レンズマメのカレー風煮込み、にんじんとヒジキのピリ辛ディップを用意しました。フランスで一般的なクレープはバター&砂糖、ヌテラ、ジャム、ハム&チーズなどシンプルなものが多いです。もしくはボロネーゼソースとホワイトソースを巻いてチーズをかけたクレープグラタンを作ったりもします。

にんじんとヒジキのピリ辛ディップとヴィーガンチーズを巻いたもの。生地はモチモチで食べ応えあります😋覚書としてクックパッドにもレシピを上げたのでよかったらお試しください! ビールでモチモチ! ヴィーガンクレープ

この記事を楽しんでいただけたら「いいね👍」していただけると嬉しいです😊

タイトルとURLをコピーしました