フランスの印刷事情

お役立ち情報

今回はプリンターが手元にあった日本生活時は全く気にしていなかったテーマ、プリンターがない時、どこで印刷できるのか?についてです。日本なら24時間365日開いてるコンビニでいつでもささっと印刷できますが、フランスだと残念ながらそう簡単にことは片付きません😅ではどこで印刷できるのか、私の知る範囲でまとめてみようと思います。

郵便局(La Poste)

  • 白黒1枚30セント
  • スキャン1枚30セント
  • カラー1枚50セント
  • USB使用可能(壊れていることも多々あり)
  • 土日祝日休み、平日も昼休みあり(12時~14時など)
  • カード支払い可能

フランスでは郵便局(La Poste)で備え付けのプリンターで印刷ができます。が、私の経験上USBを使っての印刷は2回くらいUSBを読んでくれなくてできず、別の郵便局へ行かざるを得ませんでした。こんな感じで機械の不調で印刷できないことがあります。

印刷屋さん

以下は私が行ったことがある印刷屋さん(imprimerie)の一例です。

  • 白黒コピー1枚20セント
  • カラーコピー1枚?セント(実際にしたことがないので値段がわからないのですがおそらく1枚30~40セントくらいかと思います)
  • USB使用可能、ただし手数料1ユーロかかる+印刷枚数×20セント
  • 土日祝日休み、場合によっては平日も昼休み(12時~14時など)
  • カード支払いの可否不明(おそらく数十セントの場合は現金支払いになるかと思います)

この印刷屋さんは郵便局で印刷できなかったときに利用しました。USBを使って印刷したいときは備え付けのパソコンにUSBを挿して印刷するのですが、これは個人ではできず必ずお店の人を呼ばないといけないシステムで、これだけで1ユーロ取られました😮やり方知ってるけど…。1枚当たりの値段は郵便局より安いけど枚数印刷しない場合は逆に割高に。リールで学生してた時は学校のすぐ近くに印刷屋さんがあり、そこでは100枚印刷できるカードを数ユーロくらいで買えた記憶があるので印刷屋さんによっても価格は違うかなと思います。

スーパーマーケットにある印刷機

  • 価格は1枚10~30セントくらい(お店によって様々)
  • 基本白黒のみ
  • 小銭でしか支払いできない(お釣り返ってこない)
  • USB使用不可
  • スキャン不可
  • 基本的に平日、土曜日開いている

大型のスーパーマーケットでは印刷機を置いているお店があります。が、こちらも壊れていて使えなかったり、小銭しか使えなかったり使い勝手はいまいちです。

図書館

実は一番便利でおすすめなのが図書館の印刷機を使うことです。

  • 価格が安い(1枚15セント~0.041セント)
  • 白黒コピーのみ
  • スキャン可能
  • USB使用可能
  • 月曜以外の平日、土曜日開いている(時間は図書館による)

ストラスブール地域圏にある図書館では、印刷用のカードを図書館窓口で購入し、そのカードを使ってどの図書館でも印刷ができます。

カードはこんな感じです。料金は

  • 1枚用:15セント
  • 20枚用:1.4ユーロ
  • 50枚用:2.55ユーロ
  • 100枚用:4.5ユーロ
  • 250枚用:10.5ユーロ
  • 500枚用:20.5ユーロ

があります。私は100枚用を購入したので1枚0.045ユーロ(日本円で7円くらい)で印刷できます。今まで郵便局や印刷屋さんで1枚30セントとかで印刷してたのが何だったのかっていうくらいお手頃価格!しかも印刷用のカード自体は図書館の使用登録をしなくても購入ができます(図書館の使用登録自体は年間8.4ユーロからと言う感じです)。一つ注意点としては、図書館によってはやはりコピー機の調子が悪くてUSBを読んでくれない、というようなことがあると言う点です。そうなると図書館備え付けのパソコンにアクセスしUSBを操作して印刷する必要があるのですが、図書館の使用登録をしていないとパソコンにアクセスができません。でもこの場合でもおそらく図書館の職員さんが何とかしてくれるかと思います(自分のパソコンにUSBを挿すとか)😊

【参考】Tabac

フランスにはTabac(タバック)と言うお店があります。日本で言う昔ながらのタバコ屋さんのような(行ったことないので私の中のイメージなのですが😅)お店で、タバコや雑誌、飲み物やちょっとしたお菓子などが置いてある小さなお店です。朝早くから夜遅くまで、休日も開いているようなところもあり、ここでも印刷ができると聞いたことがあります。ただし料金や支払い形態などの詳細は未確認です😓

【番外編】プリンターを購入する

頻繁に印刷する機会がある場合はプリンターを購入するのも手です。フランス版メルカリ「Leboncoin(ルボンコワン)」というサイトでは中古のプリンターをお手頃価格で買うことができます。私が一時期探したときはニコンのプリンターが20ユーロ(現地引き取り)とかで出ていました。用紙やインク代も別途かかりますが、一台プリンターがあればいつでも気軽に印刷できるのがメリットですね。

Leboncoinについてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

フランスにいると「コピーをする」という簡単なミッションでさえ場合によっては全く前に進みません😅しかもクオリティの割に高い!私は図書館の印刷カードのおかげでかなり気軽に印刷ができるようになりましたが、そこに行きつくまでに数か月かかりました(もっと早く知りたかった!)。フランスでも印刷自体は可能ですが、どうやっても日本より不便でクオリティが低いので、今後フランスに留学する、移住するというような計画がある方は、フランスで必要になると思われる書類(パスポートの顔写真やVISAページ、免許証、結婚証明書など)は一通り日本でコピーやスキャンを取っておくことをお勧めします!

この記事を楽しんでいただけたら「いいね👍」していただけると嬉しいです😊

タイトルとURLをコピーしました