フランス人の配偶者としてVISAを申請した場合、フランスに到着後3か月以内にネット上でVISAの有効化(Validation)をする必要があります。VISAの申請方法については以前ブログ記事をまとめたのでこちらをご参照ください →配偶者ビザの申請方法(フランス)
有効化のタイミング
ずばりフランスに着いた直後から手続き可能です。手続きはオンラインででき、特に提出する書類もないのでたとえ住居が確定していなくても申請できます。ただしVISAの有効化手続き後、あるタイミングでOFIIと言う移民局から呼び出しがかかる(詳細は下記の関連記事参照)のですが、管轄するOFIIは有効化手続きの際に申請する住所によって決まるため、短期間しかその地域に滞在しない場合は焦って手続きしなくてもOKです。私の場合は渡仏後まず義両親の実家のストラスブール郊外に滞在し、その後もストラスブール周辺に住む予定だったので到着翌日に義実家の住所で手続きをしました。なおもし手続き後に引っ越しなどで住所が変わった場合も変更申請は可能です(が、フランスではうまく情報連携がされないことが多々あるのでなるべくこう言ったリスクは避けるのが吉です)。
手続き方法、必要なもの
手続きはこちらのサイトから可能です→ Étrangers en France
用意するものはパスポート、クレジットカードです。

申請メニューの左上「Je valide mon VLS-TS」のタブをクリックし、VISA番号を入力します。

VISA番号はVISAページの右上にある番号です。今回は手続きの詳細を記録していないのですが、記入項目は概ねつまづきポイントはなく進められると思います。個人的に困ったポイントはRéférence réglementaireという項目です。選択タブがあり、自分のVISAの記載に該当するものを選ぶのですが、私のVISAにはそのような記載がない…。ネットで調べて「CESEDA L312-2 R431-16 6°」のような項目を選択しました。それからOFIIの呼び出しがあるまで果たして正しく選んだのか…と悶々としていたのですが無事招集されたのでどうやらこれで大丈夫だったようです。
手数料は2024年9月時点では200ユーロでした。こちらも手続きの一環としてネット上で支払いができます(ちなみに東京のフランス大使館では250ユーロと案内を受けたのですが実際は200ユーロでした😅)。
手続き後
手続きが完了すると「VALIDATION_VLS-TS_0000000000_YYYYMDD_FR」と言うようなタイトルのPDF書類がメールで送られてくるのでこちらは大切に保管します。0000000000の部分には VISAの有効化後に受け取る個人番号が入りますのでこちらもメモしておきます。

VISAの有効化手続き後、住所や家族構成などの変更が生じた際やVISAの更新などの際は上記写真のSe connecter Étrangers en France のページから手続きをします。ちなみにフランス移住後1年目の外国人対応は各地域のOFIIの管轄になるため、OFIIの呼び出しが全然来ない、などの場合は直接管轄地域のOFIIに連絡したほうが早いかもしれないです。
(参考)ストラスブールのOFIIのメールアドレス:strasbourg@ofii.fr
まとめ
VISAの有効化はオンラインで完結、提出書類もないので意外と簡単にできます。この手続きを終えた後に受け取るPDFは就活やセキュリテソシアルの申請時などに提出を求められる重要書類なのでなるべく早めに手続きするのをお勧めします😊
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