
勤め先で消費期限が切れてしまったLait cruを3Lもらってきました。こちら、低温殺菌牛乳ではなく、正真正銘絞ったままの「生乳」です。日本では食品衛生法の関係で販売されないものですが、フランスではこんな感じで普通に販売されています。
試しに飲んでみるとまるでクリームが入ってるかと思うくらい濃厚でまろやか。ノンホモ(拡販されていない)の状態なので飲むときは振ってください、とパッケージには記載されています。

生乳でノンホモってことはこれでモッツァレラチーズが作れる?と思い、さっそく調べて作ってみました。鍋に牛乳を入れ弱火で温めます。

65℃くらいまで温まったら

リンゴ酢豆乳!

あっという間に固まりました!牛乳を温めて酢を入れて作るカッテージチーズは作ったことがあるのですが、それとはまったく違ってこの時点ですでにびよーんと伸びます。

ザルにあけるとひとまとまりに。

ホエーがたくさんできました😆

その後熱湯を用意し、ここにチーズを入れて練ります。

写真がうまく撮れていなかったのですがこちらが熱湯の中で練ったあとの状態。

適当に丸めて濃いめの塩水に漬けます。今回2.5ℓほどの生乳から300gくらいのモッツァレラチーズができました。

完成したできたてのモッツァレラチーズを試食。ミルクのコクがすごい!もっちもちの歯ざわりでまさにモッツァレラチーズ!

ブロッコリーを茹でてモッツァレラチーズ、オリーブオイル、塩コショウで味付け。シンプルだけどしみじみ美味しい。

温めるとまたびよーんと伸びます。
生乳を使うと簡単にモッツァレラチーズが作れました。同時に大量のホエーができたので改めてチーズを作るのにはたくさんの牛乳がいることを実感しました。フランスならではの楽しい料理体験でした😊