Manifestation  2025-09-10

フランスに住む

最近あまりフランス国内のニュースを追えていないのですが、フランス国内では第1党でないにも関わらず居座るマクロン政権に対する批判が高まっていて、今日はその抗議活動としてフランス各地で大規模なストライキやデモがありました。ここストラスブールでも14時からクレベール広場出発のデモがあるとのことで仕事のお昼休みの時間に様子見に行ってみました。

一見するといつも通りのきれいなアルザスの光景ですが

よく見るとたくさんの警察車両が待機しています。

広場に近づくにつれて人が増えてきました。プラカードを掲げている人もたくさん。

がやがやした雰囲気になってきました。

デモの先頭が見えてきました。

ここまでくると前に進むのが大変なくらい混雑しています。

広場に面するお店は閉まっているものも。

こちらのお店に関してはガラスを割られないように板張りまでしています。

ものすごい熱気。

まさに老若男女問わず、と言う感じ。

クレベール広場到着。ここにもたくさんの人が集まっています。

こちらは先日参加したFree Gazaの団体。

他にもいくつかの団体が旗を掲げていました。今回は社会派の団体が主な参加者になっています。

なんとなーく全体が動き出しました。

今日は公共交通機関もストライキをしていて、トラムも本数が減っているようですが一応動いていました。

お店に帰る途中、臨時休業している銀行の前を通りました。今回のデモの一環としてイスラエルへ間接的に支援している銀行や大企業とかかわりの深い銀行などをブロックしようという呼びかけがあった影響かなぁと思います。

こちらのお店もストライキへの参加の意を示すため臨時休業とのこと。

一本横の端をデモの集団が通過していくのが見えました。

後日の情報によると、ストラスブールでは約1万人の人がデモに参加したようです。同僚もこの日は3人でも参加で欠勤でした😆お店もそんなわけで当初の半分くらいの人員でしたが、ストライキやデモの影響かお客さんも少なかったのでそこまで大変と言うわけではなかったです。個人的にも今回のデモ参加はすごく意味があるものだと思うので欠勤してまで参加した同僚たちの行動力に感謝、と思っています😊

フランスの現在の政策、詳細はあまり把握していないのですが、ちょっとフランス大丈夫?と思ったエピソードがあります。去年大学生になったレオのいとこちゃんはストラスブールの大学に通っていますが、1月はまるまる授業がありませんでした。理由は大学施設の暖房費を賄う予算がないから😮フランスの学校は学費がすごく安いのですが(年間数万円くらい)、その分大部分は国の予算に頼っているわけで、ここが削られているのはだいぶ良くない傾向だなぁと思います。左派連合、極右政党の対極の政党が勢力を拡大していると言う極端な状況も政治が揺れている証拠。これからのフランスの動向も見守っていこうと思います。

この記事を楽しんでいただけたら「いいね👍」していただけると嬉しいです😊

タイトルとURLをコピーしました