1か月ほど前からウォーターケフィア(フランス語ではKéfir d’eau et de fruit=水と果物のKéfir、と言いますが省略してKéfirと言うことが多い印象です) と言う飲み物を作って飲んでいます。
ウォーターケフィアとは乳酸菌と酵母の共同体である「ケフィアグレイン」を使って作る発酵炭酸飲料の1種です。ミネラルやビタミンを豊富に含み、
- 整腸効果
- 免疫力アップ
- 抗アレルギー効果
などが期待できます。

私が勤めているBiocoopでも何種類ものウォーターケフィアを扱っています。

果物やハーブなどを入れて色々なフレーバーを付けることができます。

調べてみると、Kéfirはもともと乳を乳酸菌と酵母の共同体である「ケフィアグレイン」で発酵させて作る発酵乳飲料が元祖のようです。ただ全く同じケフィアグレインではなく、こちらは乳酸をエサにするのに対し、ウォーターケフィアは糖分をエサに活動すると言う違いがあります。乳飲料であるKéfirはヨーグルトのようなパッケージで売られています。こちらは羊の乳で作ったKéfir。

牛乳のKéfir。

飲むヨーグルトみたいなパッケージのものもあります。乳飲料タイプのKéfirはまだ食べたことがないのですが、ヨーグルトのような酸味の中にちょっと炭酸のようなしゅわしゅわした感覚があるとのことです。
※後日バニラ味のKéfirを食べてみたのですが、まるで飲むヨーグルト、と言うか、そのまんま飲むヨーグルト(笑)少なくとも飲むヨーグルトだよと言われて出されたら見破れないくらい、私には飲むヨーグルトの味にしか思えませんでした😅ものにも依るかと思いますが、ヨーグルトと同じような食べ心地のKéfirも存在するようです。

ウォーターケフィアはケフィアグレインを使って簡単に手作りすることができるので私は自分で作っています。ウォーターケフィアを作るのに必要なケフィアグレインはフランスではこんな感じで買うことができます。先述の通り、ケフィアを作るためのケフィアグレインとウォーターケフィアを作るためのケフィアグレインは違う種類のものなので注意です(写真のものは私が作っているウォーターケフィアのケフィアグレイン)。ちなみに私は友達のMaxからケフィアグレインを分けてもらったことがきっかけでウォーターケフィアを作るようになりました。


ケフィアグレインは見た目は寒天の粒のような感じでずが、食べてみても味のない寒天のような食感です。

ウォーターケフィアを作る際の定番の材料(1ℓ分)は以下の通り。
- ケフィアグレイン:30g
- 砂糖:30g(大さじ2)
- ドライイチジク:1つ
- レモン:一切れ
とりあえず糖分があればいいので私は最近ドライイチジクとレモンなしで作ってます😄

これらを容器に入れよく混ぜ、蓋をして常温で24時間発酵させます。

発酵するとしゅわしゅわと小さな音がします。

この状態になったら茶こしなどを使ってケフィアグレイン、ドライイチジク、レモンを取り除き、残った液にまた砂糖大さじ1を加えて混ぜ、蓋が閉まる(炭酸を閉じ込めるための重要ポイント)瓶などの容器に入れ、また24時間発酵させます。この2次発酵の際にハーブや果物を加えるとフレーバーをプラスできます。私は最近砂糖の代わりにオレンジを絞って加えています。

蓋を開けたときにポンっと音がしてしゅわしゅわしていたら発酵完了。冷蔵庫で保存します。作成中に砂糖を加えますが、砂糖はケフィアグレインのえさになるのでできあがったウォーターケフィアにはほとんど甘味がありません。ちょっとヨーグルトのようなさわやかな酸味と炭酸が楽しめます(甘未を追加すればよりジュースのような飲み心地になります)。冷蔵庫に入れていても穏やかに発酵が進むのでたまにガスを抜いてあげる必要があります。私は一回シャンパンシャワーのように噴出させました😅
ケフィアグレインは砂糖をエサにどんどん増えていきます。私の場合もすでにもらった時の5倍くらいに増えています😅水に入れた状態で冷蔵庫に保存しておけば休眠状態になり保存が可能です(よっぽどのことがないと死なない強い菌です😁)。炭酸の飲み物は特に夏に飲みたくなるのですが、ペットボトルのゴミが出るのが嫌で最近全然飲んでいなかったのがウォーターケフィアを作るようになってから自家製の炭酸飲料が飲めるようになりました😁完成に2日ほどかかりますが、ほとんど放っておけばいいのでそこまでの負担を感じることなく続けられています。ウォーターケフィア飲むようになってから目に見えて健康面で変化があったということはないのですが、逆に特に具合が悪くなったと言うこともありません😆とりあえずは免疫力アップを狙って飲み続けてみようと思います。
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